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放射能の値にも分かりやすい説明の技法を
やっぱり尊敬するジョーさんの例えは分かりやすい!

【ジョー小泉のひとりごと】より

説明の技法

3月27日、愛知県の刈谷駅前、あいおいホールでOPBFスーパーバンタム級王座決定戦があり、同地に2泊。一進一退の打撃戦の末、大橋弘政選手(HEIWA)が王座に返り咲いた。

4時過ぎには終わり、夕方、息子が豊田市から車で会いに来た。

震災後の政府、東京電力の対応について話した。

彼らの説明を聞く一般の理解能力は多分、正規分布を描くだろう。
仮に、分布をこう見る。

1割の非常に頭のいい人(たとえば原子力について基礎知識があるうえ、理解力にすぐれ、自分でさらに知識を得るため学ぶ方法を知っている人)。

8割の中間層(分かりやすく説明してくれれば理解できる;分かりにくい説明は理解できない)。

1割の非常に頭のわるい人(誰がどんなに工夫して説明しても理解できない)。

その8割の中間層に対し、現時点での放射能の安全性についての説明は概して回りくどく、要点がぼけがちに思える。

たとえば、こう説明したらどうだろう。

結論: 現時点では、放射能による人体への影響は安全である(と明言する)。

理由: 
飲料水の放射性ヨウ素は、0.0066ミリシーベルト(1キログラムあたり)。
人間が自然に浴びる放射線量(年間)は、2.4ミリシーベルト。
がんになる可能性のある放射線量(年間)は、100ミリシーベルト。
100/0.0066=15,152キログラム/年

水1キログラム=1リットルとして
年間15,000リットル以上の現時点での水を飲まないと、がんになる可能性はない。人はそれほど多く水を飲まない。
だから、安全である。

といって、図解して説明する。これなら分かるだろう。

数字のオーダー(位)をあいまいにして議論するから、針小棒大、いかにも放射能汚染が迫り来るような恐怖感を与える。

息子と話したが、その道の専門家(大学教授、研究者など)は厳密を期そうとして、一般大衆に分かりやすく話すことを忘れがちだ。確かにある程度の基礎知識のある人には理解できるのだろうが、そうでない人にはチンプンカンプン。連日、原子炉の断面図を見せられ、食傷気味になる。

そういう私もボクシングの解説をするとき、どうしてもマニア、ファンの方を向き、ボクシングの知識に乏しい視聴者に親切かというと反省しないといけない面もある。

人にものを説くというのは本当に難しい。自分がその事柄について知っているだけでなく、説明の技術、経験が必要になってくる。世の中にすぐれた啓蒙家は数が少ない。学校で、知識は教えるが、他人に伝達する説明の技法を教えることに向上の余地があるからだろう。











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テーマ:ムエタイ・キックボクシング - ジャンル:スポーツ

【2011/03/31 22:25】 | sportours新着情報 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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