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トリプル世界戦発表 4・8両国


 4月8日、両国国技館で行われるトリプル世界戦の記者発表が23日、都内で開かれた。メインはWBC世界バンタム級タイトルマッチで、チャンピオン山中慎介(帝拳)が指名挑戦者マルコム・ツニャカオ(真正)を迎え撃つ。WBC世界フライ級タイトルマッチは王者の五十嵐俊幸(帝拳)が飛び級でタイトルアタックとなる八重樫東(大橋)と対戦。WBC世界S・フェザー級13位の三浦隆司(帝拳)は同門の粟生隆寛からタイトルを奪ったガマリエル・ディアス(メキシコ)に挑戦する。試合の模様は日本テレビ系列で放送される。

 これが3度目の防衛戦となる山中は「マルコムは相変わらずスピードがあり、出入りも速く、ディフェンスもいいので、やりがいがある。強い相手だとは思っていますが、自信はあるし、絶対に負けない」と語り、この試合をクリアして団体間統一戦につなげるという希望を口にした。

 実に12年ぶりの世界戦となる元WBCフライ級王者のツニャカオは「山中はパワーもパンチもある強いボクサー。リングの外では仲がいいけど、試合になれば関係ない」と35歳で久々につかんだチャンスに闘志を燃やしていた。

 八重樫が飛び級で挑戦するフライ級タイトルマッチは、報道陣の注目を集めた。チャンピオンの五十嵐は「自分に一番足りないのは人気や知名度。てっとり早くじゃないですけど、(井岡戦で知名度を上げた)八重樫さんは人気も知名度もある。面白い試合になるか、面白くない試合になるかが、一つのポイントだと思う」と語り、自ら会長に直訴して八重樫戦にこぎつけた経緯を明かした。

 元ミニマム級王者の八重樫は五十嵐のコメントを受けて「昔からよく知ってますけど、ああいうこと(てっとり早く)を平気で言っちゃう子なんです」と笑ってみせたあと、「アマ時代は苦手意識があったけど(4度対戦して全敗)、試合が決まったときは『やった』という気持ち。長いラウンドをかけて、じっくりやっていきたい。面白い試合になると思いますよ」と自信も見せていた。

 2011年1月、内山高志(ワタナベ)に挑戦して以来2度目の世界挑戦となる三浦は「2年前に比べてディフェンスの技術は上がったと思う。これが最後のチャンスだという気持ちで、死にもの狂いでベルトを獲りにいきたい」と必勝を誓っていた。




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