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【GOLF マスターズ】 メジャー開幕までまもなく・・・!【5】
マスターズ開幕までまもなくです!【5】

オーガスタ・ナショナルは最高の舞台
美しく、そして、恐ろしくタフだ
・・・(TBSマスターズ解説者 中嶋常幸)

オーガスタのコースをブラウン管を通して見るのと、実際にこの目で見るのとの最大の違いは、「こんなに傾斜がキツいのか」ということでしょうね。TVの解説を務める身としては、そこのところをどうしたらうまく伝えられるかに苦心することになります。見た目と現実の違い。それは、初めてマスターズをプレーする選手が、肌で感じるこのコースの難しさにも通じると思います。
オーガスタ・ナショナルは、その息をのむような美しい景観の裏側に、挑む者にとって残酷なほど多くの罠を隠しているといっていいでしょう。

写真01アメリカ南部、ジョージア州の低湿地にあった果樹園に作られたコースには思った以上の高低差や「うねり」があり、フラットなライからセカンドを狙えるホールはほとんどありません。また、その地形によって風が縦横に巻いて吹き抜けるため「不確定要素」はさらに増大、選手を極限の状態にまで追い込みます。南から西へ向かっていく11番ホールから13番にいたる部分が、「打った後は神に祈るしかない」ことからアーメン・コーナーと名付けられたことは、ご存じでしょう。確かに「魔女」は、そこに棲んでいるんですよ。

コースにはマスターズ独特の「セカンド・カット」と呼ばれるラフがありますが、TVで観戦していても、ここが深く濃いグリーンに彩られていることが分かるはず。つまり、芝はすべて逆目になるように刈られているんです。従って、フェアウェイのマウンドの先にバウンドしたボールと、ラフに打ち込んでしまったボールとでは、ピンまでの残り距離は、ちょっとしたミスの幅を遙かにしのぐ差になって表れる。
おまけに、モンスターと呼ばれるほど距離のあるコースの先には、難攻不落の高速グリーンが待ちかまえているのですから、こうした「ミスに対するペナルティ」が、通常のコース以上にプレーヤーを苦しめることになるんです。そういう意味で、マスターズの「セカンド・カット」の難易度は、足首が隠れるほど深いラフと格闘する全米オープンに匹敵するといっていい。TVでは、プレーヤーたちの表情や目の動きから、そのタフな状況を想像してみるのも面白いと思います。

写真01マスターズという「ゴルフの祭典」を開催するために作られたコース。オーガスタはあらゆる意味で、世界中のどのコースにも似ていない、怖ろしくタフで、また美しいコースです。そのことを誇りにしているメンバーやパトロンたちが、選手を分け隔てなく温かく迎えることも、マスターズを特別な大会にしている理由かも知れません。

今年の優勝争いもタイガー・ウッズが主役でしょうが、タイガーはもはや他のライバルではなく、どこまで自分の記録を伸ばせるかという「ゴルフの歴史」と戦っているようにさえ見えてきます。そう考えると、前半戦でタイガーがつまづくような展開を期待したい。最終日に逆転でメジャーに勝ったことのないタイガーが、ジンクスを破れるか。そんな興味をそそられてしまうんです。

もちろん、ニッポンのサムライたちにもチャンスはある。片山晋吾や谷口徹が、自分の持っているすべてを完璧に発揮できれば、オーガスタの「魔女」が微笑みかけてくれるはず。彼らが、最高の舞台を彩ってくれることを期待しています。

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テーマ:ゴルフ - ジャンル:スポーツ

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