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レシピ動画アプリ、リアルの料理教室でニーズ開拓
アプリなどで料理レシピ動画を提供するサービスが増えてきた。多くのサービスがレシピ数やテレビCMなどを競うなか、「mogoo(もぐー)」を運営するスタートアウツ(東京・港)は、料理教室などリアルの企画と組み合わせた取り組みで初心者層を開拓する。消費者の好みに合ったレシピで、実際に作ってもらえるレシピとして利用を広げていく。


スタートアウツが8月にキユーピーと開いた料理教室では写真映えするサラダの盛りつけ方などを教えた

 8月30日、東京・表参道の貸しスペースに20~30代の女性が約30人集まった。参加者はスーパーやコンビニで簡単に手の入る食材を使って「パンケーキチキンバーガー」と「オリジナルパワーサラダ」作りを体験。できた料理をインスタグラムなどのSNS(交流サイト)に次々と投稿した。

 これはスタートアウツがキユーピーと開催した料理教室の一風景。参加者からは「少しの工夫で見栄えがぐっと良くなり、驚きの連続」「新製品ドレッシングのおいしさを味わえて良かった」などと声が上がった。

 「ネットだけにこだわらない」。スタートアウツの板本拓也社長は強調する。dely(東京・品川)やエブリー(東京・港)など競合他社は多額の資金を投じテレビCMを始めているが、「お金の戦いになると勝ち目はない」(板本社長)。料理教室のほか、レシピを集めた書籍も販売し、ネットやテレビを見ない人の目に触れやすくする。これまで開催した料理教室にはのべ230人が参加、このうち約8割が料理の初心者だ。

 料理教室を開く狙いは大きく2つある。1つは参加したユーザーの声を収集してレシピ開発に生かすこと。もぐーで人気のある電子レンジや炊飯器1つで作れるレシピは、アンケート結果で節約や時短のニーズが高いことが分かり開発した。

 2つ目はPR効果だ。ユーザーからは「自作の料理の写真をSNSで発信したいが、おいしそうに写真が撮れない」との声もあった。8月末にキユーピーと共催した料理教室では料理写真の撮影テクニックを教える時間を盛り込んだ。その結果、ほぼ全員の参加者が当日の様子をSNSで発信し、口コミ効果の高いイベントとなった。

 もぐーの収益源となるのが企業から依頼を受けて製作するタイアップ動画だ。食品メーカーを中心に現在は30社ほどと協業する。

 森永製菓は2016年4月からもぐーを利用。「アイスボックス」と自家製レモネードを組み合わせた飲み物などを配信し、「SNS拡散しやすい写真の見栄えのよいレシピを製作してもらった」(同社)。動画による販促効果もあってアイスボックスブランドは好調に推移している。

 森永製菓はもぐーを選んだ理由について「店頭販促(POP)やブランドサイトなどで動画の2次使用が可能な点や、レシピや写真の見栄えなどソフト面の提案が充実していた」と説明する。

 板本社長は最近の業界動向について「(料理レシピサイト最大手の)クックパッドの事業モデルを動画に応用したようなレシピ数の戦いになっている」とみる。まず膨大な数のレシピを集め、次に検索をしやすくする有料サービスを投入して課金するモデルだ。ただクックパッドは消費者からレシピを集めているのに対して料理動画は運営企業が製作するため、「利益は薄くなる」という。

 スタートアウツは1日あたりのレシピ本数は5本程度に抑える一方で、レシピの閲覧データを集めてユーザーの趣味嗜好を分析する。例えば肉じゃがのレシピを見たユーザーには、じゃがいもやにんじんを使った別の和食レシピをおすすめし、検索しなくても欲しいレシピが届くようにする。

 従業員数は20人ほど。現状の損益は赤字だが、板本社長は「来期の19年2月期には黒字化できる」との見方を示す。規模にとらわれず、利用者や企業にとって使い勝手のよいサービスとして着実な成長を目指す。

[日経MJ2017年10月25日付]

























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