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ボールが飛びすぎる… ウッズ発言にみえる焦り
 男子ゴルフの元世界ランキング1位、タイガー・ウッズ(米国)の「飛ぶボール発言」が物議を醸している。

 「ゴルフ界は何か手を打たなければならない。ボールが飛びすぎる」

 11月上旬、米コネティカット大女子バスケットボールチームのジノ・アウリーマ・ヘッドコーチとのやり取りの中で、そんな発言があった。

 さらに「8000ヤードのコースが生まれるのもそう遠くはない。そうなったら、十分な土地が確保できるのだろうか」と警鐘を鳴らしている。


ウッズは自身がホスト役を務める慈善大会に向けて調整を続けている=AP

■「かつての飛距離に戻っていた」

 ウッズは現在、自身がホスト役を務める慈善大会「ヒーロー・ワールドチャレンジ」(11月30日~12月3日、バハマ)に向けて調整を続けているが、まだ本調子ではないリハビリの段階で、ボールが飛ぶことをはっきりと認識したそうだ。

 「信じられなかった。意図しなくても、かつての飛距離に戻っていた」

 全盛期のウッズは、ツアープロの中でもドライバーの平均飛距離が300ヤードを超える数少ない選手の一人だった。それが今季だけで見ても60人を超え、320ヤードを超える選手が9人もいる(11月20日現在)。

 飛ぶボールに関しては、ウッズだけではなく、ジャック・ニクラウス(米国)とゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)も以前から警告している。決して新しい問題提起ではないが、ウッズが口にしたという点でここまで波紋が広がったのだろう。もう何年も優勝どころか、相次ぐ故障でまともに試合さえ出られないウッズだが、まだまだ影響力は小さくない。

 ただ、同時に違和感も覚えた。

 1997年4月、ウッズは2位に12打差をつけてマスターズ・トーナメントを制した。この差は記録だったが、21歳3カ月での優勝は史上最年少で、18アンダーというスコアも史上最少だった。そうした数々の記録の背景にあったのは、彼の圧倒的な飛距離であり、以降、マスターズが開催されるオーガスタ・ナショナルGCはコースの改造をたびたび迫られることになった。

 ではあの時、ゴルフ界はウッズの飛距離の原因をどこに求めたかだが、他のプロスポーツ、あるいは五輪競技同様、科学的なトレーニングを積み、鍛え抜かれたアスリートがゴルフ界にも登場したと捉えた。

 スイングコーチはいても、フィジカルコーチに体系的なトレーニングを学ぶ選手が少なかった時代。まだまだ経験が重視されていたが、そんなゴルフ界にウッズの登場によってまったく新しい価値観が持ち込まれたのである。

 トレーニング理論はその後、さらに進化を遂げ、スイングを解析するトラックマンが登場するなど、テクノロジーの面での進化も著しい。もちろん、トレーニングやスイングだけにとどまらず、ボールはもちろんのこと、シャフト、クラブヘッドの素材、形状においても各メーカーがしのぎを削り、現在に至っている。


飛ぶ原因をボールに特化することはウッズ自身の否定になりかねない=AP

 そう考えると結局、飛距離というのは選手個々のレベルアップに加え、道具の変化などが要素として考えられ、決して一つのものに求めることはできないということにもなる。

 現在、大リーグでも飛ぶボールが話題になっており、今季、シーズンの最多本塁打数を大幅に更新した。実際、そうなのかもしれないが、同時に打者の技術向上なども背景にあるはずだ。

■飛ぶ原因、なぜボールだけに

 さて、そうした様々な日進月歩の中で、ゴルフというスポーツでそれを体現し、その象徴でもあったウッズが今、飛ぶ原因をボールに求めているのはなぜか。ウッズがマスターズで勝ってから20年。その間、様々な変化を目の当たりにしてきた彼が、なぜボールだけに答えを求めるのか。

 もちろん、彼だからこそ見えるものもあるかもしれないが、ボールに特化することは彼自身の否定にもならないか。

 ウッズは飛ばないボールの導入さえほのめかした。マスターズを主催するオーガスタ・ナショナルGCもコースの改造では追いつかず、マスターズ専用の飛ばないボールの使用を検討するのではないかとかつて噂されたこともあったが、その愚を犯すことはなかった。それをすることはゴルフの進化の針を巻き戻すことになるからだ。

 変化を止めることはできない――。それはウッズがゴルフ界にもたらした最大の教訓でもある。だが、若い選手に追いつかれ越えられた今、彼らにブレーキをかけようとしているようにも映るのは、どこか寂しくもある。

日経新聞























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【2017/11/24 05:41】 | Lets’ゴルフ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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