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山中慎介2回TKO負け、ネリに雪辱ならず引退を表明
両国国技館「ワールドプレミアムボクシング27~THE REAL」のメインイベント、WBC世界バンタム級タイトルマッチは、前王者の挑戦者、山中慎介(帝拳)が王者ルイス・ネリ(メキシコ)に2回1分3秒TKO負け。昨年8月に奪われたベルトを奪回することはできなかった。


涙でリングをあとにする山中

 35歳の山中がリベンジのリングに上がった。王者ネリは前日計量でまさかの失格。両国を埋め尽くしたファンの大ブーイングを浴びて入場する。会場が異様な雰囲気につつまれる中、運命のゴングは打ち鳴らされた。

 山中は予想通りジャブをついて距離を取るボクシング。初回中盤、ネリが上下にフックを連打すると、これはブロッキングで対処。左ストレートをボディに打ち返した。


スタートの山中は悪くなかったが…。

 しかし、うまく立ち上がったと思った矢先、圧力をかけるネリの右をもらいキャンバスへ。これはスリップの裁定だったが、続く場面で左を打ち下ろされてひざをつくダウンとなった。

 2回はネリが最初から出てきた。ダメージの残る山中は左を食らってダウンを喫すると、立ち上がったところに右でみたびダウン。最後は右でキャンバスに転がると、主審が両手を交錯した。

 試合後の山中は「試合に関しては効いてしまったので仕方がない。2ラウンドという結果だったが、現役続行してこの瞬間まで1日1日やってきた。結果にかかわらず調整には納得している。現役を続行してよかった」とコメント。この試合をラストファイトとし、引退する意向を表明した。計量失格に関しては強く苦言を呈した。


山中はネリの強打でキャンバスに沈んだ

 一方のネリは「山中はもっとガンガンくると思ったが、私は山中の中に恐怖を見た。前回KOされた経験がよみがえったのではないか。だから私は最初からパンチを打ち込んでいった」と試合の感想を述べた。

 リベンジならずの山中は27勝19KO2敗2分。「無敗を守れたのはうれしい。またチャンピオンになる」と語ったネリは26勝20KO無敗。

BoxingNews




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